ナースの勉強部屋

看護実習で学んだことのレポート例文|書き出しの型と領域別8例、400字・800字の構成

看護実習で学んだことのレポート例文|書き出しの型と領域別8例、400字・800字の構成

実習最終日のレポートで手が止まるのは、書くことが無いからではありません。2〜3週間分の出来事が多すぎて、どれを「学び」として切り出せばいいか決まらないからです。

1つの場面を選び、「場面 → 気づき → 根拠 → 次の行動」の4段に流し込めば、400字でも800字でも同じ型で書けます。この記事では、その型と書き出しの例文、字数別の構成表、領域別の例文8つを順に載せます。最後に、書いた学びを次の実習や就職面接で使う形に直す方法もまとめます。

毎日の記録(SOAP・アセスメント)の書き方は看護実習記録の書き方|SOAPとアセスメントの例文、1つの場面を深く振り返る方法は看護のリフレクションの書き方|ギブスのリフレクティブサイクル6段階と例文にまとめています。ここで扱うのは、実習全体を締めくくる最終レポートです。

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目次
  1. 看護実習で学んだことのレポートは「場面・気づき・根拠・次の行動」の4段で書く
    1. 「学んだこと」は実習目標から逆算して選ぶ
  2. 看護実習レポートの書き出し例文と、序論・本論・結論に書くこと
    1. 書き出しの例文3パターン
    2. 謝辞は結論の最後に1文で
  3. 看護実習で学んだことのレポート|400字と800字の構成表
    1. 400字の例文(老年看護学)
    2. 800字の例文(成人看護学)
  4. 【例文】看護実習で学んだこと|領域別8例(基礎・地域在宅・成人・老年・小児・母性・精神・統合)
    1. 基礎看護学
    2. 地域・在宅看護論
    3. 成人看護学
    4. 老年看護学
    5. 小児看護学
    6. 母性看護学
    7. 精神看護学
    8. 看護の統合と実践
  5. 看護実習レポートが感想文で終わる6つのパターンと直し方
  6. 看護実習レポートで患者が特定されない書き方
  7. 実習で学んだことを次の実習と就職面接につなげる書き方
    1. 次の実習の目標に書き換える
    2. 就職面接の「実習で学んだこと」に答える形に直す
  8. 実習先の病院の求人を見る
  9. よくある質問
    1. 看護実習のレポートは、です・ます調とだ・である調のどちらで書きますか?
    2. 実習でうまくいかなかったことを「学んだこと」に書いてもいいですか?
    3. 受け持ち患者以外の場面を書いてもいいですか?
  10. まとめ
  11. 参考

看護実習で学んだことのレポートは「場面・気づき・根拠・次の行動」の4段で書く

最終レポートで教員が見ているのは、「何を体験したか」より「体験から何を引き出したか」です。厚生労働省の看護師等養成所の運営に関する指導ガイドラインは、臨地実習を「知識・技術を看護実践の場面に適用し、看護の理論と実践を結びつけて理解できる能力を養う実習」と位置づけています。レポートはこの「結びつけ」ができたかを示す場所です。

そのための型が次の4段です。

段 書くこと 書き方のコツ
① 場面 いつ・どんな関わりで・何が起きたか 1場面に絞る。A氏、70歳代のように匿名で
② 気づき その場面で自分が考えたこと、最初の見立てとのずれ 「うれしかった」で止めず、何が予想と違ったかを書く
③ 根拠 気づきを裏づける講義の知識・文献・指導者の助言 教科書の概念名を1つ出すと「理論と実践の結びつけ」になる
④ 次の行動 次の実習・看護師になってから何を変えるか 「〜を大切にしたい」ではなく、具体的な行動で書く

①と②だけで終わると感想文、③だけが長いと教科書の写しになります。4段がそろっているかを見るだけで、レポートの質は大きく変わります。

「学んだこと」は実習目標から逆算して選ぶ

場面が選べないときは、実習要項の目標を見返します。ガイドラインが臨地実習全体に挙げている観点は次の4つで、多くの学校の実習目標もここから組み立てられています。

  • 対象者および家族の意思決定を支援することの重要性
  • チームの一員としての役割
  • 保健・医療・福祉との連携、協働を通した切れ目のない看護
  • 地域における多様な場での看護

自分の実習目標のうち、いちばん手応えがあったもの(またはいちばん届かなかったもの)に関わる場面を1つ選ぶ。これで「学び」がぶれなくなります。

看護実習レポートの書き出し例文と、序論・本論・結論に書くこと

書き出しで迷うと、1行目に「今回の実習では多くのことを学んだ」と書いてしまいがちです。これは中身が無く、どのレポートにも当てはまります。書き出しは「何についての学びか」を1文で言い切ると、読み手は最後まで迷わずに読めます。

部分 字数の目安(800字の場合) 書くこと
序論(はじめに) 100〜150字 実習の領域と期間、受け持った方の概要(匿名)、このレポートで述べる学びを1文で
本論 500〜550字 4段の型(場面・気づき・根拠・次の行動)。800字なら場面は1つ、多くても2つ
結論(おわりに) 100〜150字 学びの要約を1文、次の実習・将来の看護への行動。謝辞を入れるならここで1文

書き出しの例文3パターン

  • 学びを先に言う型「本実習を通して、患者の『できること』を生活の中で見つけ、援助の量を調整する視点を学んだ。」
  • 場面から入る型「受け持ち3日目、A氏は『自分でやるから』と私の介助を断った。この一言から、援助とは何かを考え直すことになった。」
  • 目標から入る型「本実習の目標の一つは、患者の思いを捉えて看護計画に反映することであった。その達成の過程で学んだことを述べる。」

学校によっては「はじめに」「おわりに」の見出しや、です・ます調か、だ・である調かが決まっています。様式の指定は実習要項を優先してください。

謝辞は結論の最後に1文で

指導者や患者への感謝を書く場合は、結論の最後に「ご指導いただいた実習指導者の皆様、受け持たせていただいたA氏に感謝申し上げます。」程度の1文で十分です。謝辞が本論に食い込むと、学びの字数が削られます。実習先へのお礼を別に伝えるなら、実習・病院見学のお礼状の書き方を参考にしてください。

看護実習で学んだことのレポート|400字と800字の構成表

字数が変わっても型は同じで、変えるのは「場面の描写の細かさ」と「根拠の厚さ」です。

400字 800字
序論 1文(50字前後)。学びを言い切る 2〜3文(100〜150字)。受け持ちの概要と学び
場面 2文(80〜100字) 4〜5文(200字前後)。会話や行動を具体的に
気づき 1〜2文(60〜80字) 3文(120字前後)。最初の見立てとのずれまで
根拠 1文(50〜60字)。概念名を1つ 2〜3文(120字前後)。講義内容や指導者の助言を添える
次の行動 1〜2文(60〜80字) 2〜3文(100〜150字)。次の実習と将来の両方

400字の例文(老年看護学)

本実習を通して、高齢者の「できること」を見極め、援助の量を調整する視点を学んだ。

受け持ったA氏(80歳代)は入院後、食事以外の多くを介助で過ごしていた。受け持ち3日目、私が上着の更衣を手伝おうとすると、A氏は「自分でやるから」と言い、時間をかけて袖を通した。

私は安全と時間を優先し、A氏ができることまで手を出していたと気づいた。介助を断られたときは戸惑ったが、A氏にとって自分で着替えることは、入院前の生活を取り戻す一歩だったのだと思う。高齢者は活動の機会が減ると生活機能が低下しやすく、残存機能を生かす関わりが大切だと講義で学んでいたが、実際の場面では介助しすぎていた。

翌日からは、A氏が自分でできる動作を指導者と確認し、見守りに切り替えた。次の実習では、援助の前に「本人ができることは何か」を必ず確かめてから関わりたい。

800字の例文(成人看護学)

本実習では、手術後の回復過程にあるA氏(50歳代)を受け持った。A氏との関わりを通して、患者の不安は言葉にされないことが多く、表情や行動の変化から捉えて関わる必要があることを学んだ。

受け持ち2日目の朝、A氏はバイタルサインの測定中も笑顔で「大丈夫です」と答えていた。しかし、その日の午後、ベッドサイドで話していると、A氏は退院後の仕事のことを何度も口にし、食事にもほとんど手をつけていなかった。指導者にその様子を報告すると、「A氏が一番気にしていることを、本人の言葉で聞いてみては」と助言を受けた。翌日、時間をとって話を聴くと、A氏は「職場に迷惑をかけているのがつらい」と話してくれた。

私は「大丈夫です」という言葉をそのまま受け取り、A氏の不安に気づけていなかった。体の回復が順調であっても、社会的な役割が果たせないことへの不安は、本人から言い出しにくいものだと実感した。

講義では、患者を身体的・心理的・社会的な側面から全体として捉えることを学んでいた。今回の場面は、身体面の観察だけでは見えない不安があることを示していた。指導者が言葉ではなく、行動の変化に目を向けるよう促してくれたことで、観察の範囲を広げることができた。観察とは数値を測ることだけでなく、患者の生活や思いの変化を捉えることでもあると理解した。

この学びを受けて、看護計画に退院後の生活に関する思いを聴く時間を加え、退院支援の担当者に情報を共有した。次の実習では、患者の言葉だけで判断せず、表情・食事量・会話の内容などの変化を観察の視点に加えたい。また、看護師になってからも、忙しい場面ほど患者が言葉にしていない思いに目を向けられる看護師でありたい。

最後に、ご指導いただいた実習指導者の皆様と、受け持たせていただいたA氏に感謝申し上げます。

どちらの例文も、受け持ちの方の年齢は年代で、日付や病室は書いていません。この書き方はそのまま個人情報の配慮にもなっています(後の節で詳しく扱います)。

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【例文】看護実習で学んだこと|領域別8例(基礎・地域在宅・成人・老年・小児・母性・精神・統合)

領域は、現在の指導ガイドラインの臨地実習の区分に合わせています。2022年度(2年課程は2023年度)の入学生から、以前の「在宅看護論」は「地域・在宅看護論」になりました。どの例文も「本論」の部分(4段の型)を180字前後で書いたものです。800字のレポートなら、これに序論・結論と場面の描写を足します。自分の場面に置き換えるときの下書きとして使ってください。

基礎看護学

初めて全身清拭を行ったとき、手順を思い出すことに必死で、A氏の表情を一度も見ていなかった。終了後、指導者から「寒くなかったか聞いた?」と問われ、手順の正確さだけを看護だと思っていたことに気づいた。講義で学んだ「安全・安楽・自立」のうち、安楽への視点が欠けていた。次の実習では、援助の前後と途中に一言ずつ声をかけ、患者の反応を確かめながら進めたい。

地域・在宅看護論

訪問看護に同行した際、看護師は利用者宅の物の配置を変えず、家族がふだん使っている物で援助していた。病院のやり方を持ち込まないのはなぜかと尋ねると、「ここはこの人の生活の場だから」と教わった。在宅では、本人と家族の生活の仕方そのものが看護の前提になると学んだ。次の実習では、援助の方法を決める前に、その人がこれまでどう暮らしてきたかを聴くことから始めたい。

成人看護学

退院を控えたA氏は、生活上の注意点の説明に「分かりました」と答えていた。しかし、自宅での一日の過ごし方を聞くと、説明した内容と合わない場面がいくつもあった。説明を理解することと、それを自分の生活に取り入れることは別だと気づいた。成人期の患者は仕事や家庭の役割を担っており、その生活に合わせた指導が必要である。次の実習では、説明の後に本人の生活の流れを一緒に確認したい。

老年看護学

A氏は耳が遠く、私の問いかけに笑ってうなずくことが多かった。後で確認すると、質問の内容が伝わっていなかった。高齢者は聞き返すことを遠慮する場合があると講義で学んでいたが、うなずきを「理解した」と受け取っていた。次の実習では、正面からゆっくり話す、短く区切る、書いて示すなど伝え方を変え、理解できたかを本人の言葉で確かめたい。

小児看護学

受け持ったBちゃん(幼児期)は、私が近づくと母親の後ろに隠れた。初日は話しかけても目を合わせてくれなかったが、母親と一緒に好きな遊びをするうちに、自分から手を伸ばしてくれるようになった。子どもとの関係づくりには家族の存在が大きく、発達段階に合わせた関わり方が必要だと学んだ。次の実習では、子どもだけでなく家族を含めて関係を築くことを意識したい。

母性看護学

初めての育児に臨むA氏は、授乳のたびに「これで合っていますか」と不安そうに尋ねていた。私は正しいやり方を伝えることに意識が向いていたが、指導者はまずA氏ができていることを具体的に伝えていた。その後、A氏の表情が和らいだのを見て、母親としての自信を支えることも看護の役割だと気づいた。次の実習では、助言の前に、相手ができていることを言葉にして伝えたい。

精神看護学

A氏は日中ほとんど病室で過ごし、私が話しかけても短い返事だけだった。何を話せばよいか分からず焦ったが、指導者から「一緒にいる時間そのものが関わりになる」と助言を受け、無理に会話を続けず隣で過ごすようにした。数日後、A氏から趣味の話をしてくれた。信頼関係は言葉の量ではなく、一貫した関わりの積み重ねで築かれると学んだ。次の実習でも、相手のペースを尊重した関わりを続けたい。

看護の統合と実践

初めて複数の患者を受け持ち、ナースコールが重なった場面で、どちらを先に対応するか判断できず指導者に頼った。看護師は患者の状態と援助の緊急度を比べ、同時に他のスタッフへ協力を依頼していた。優先順位をつけるには、一人ひとりの情報を事前に把握しておく必要があり、チームの中で役割を分け合うことも看護の一部だと学んだ。就職後は、勤務の始めに受け持ち全員の状態を整理してから動きたい。

看護実習レポートが感想文で終わる6つのパターンと直し方

教員から「感想文になっている」と返されるレポートには、共通する形があります。提出前に下のチェックリストで見直してください。

パターン よくある書き方 直し方
① 書き出しが抽象的 「今回の実習では多くのことを学んだ」 何の学びかを1文で言い切る
② 具体的な場面が無い 「コミュニケーションの大切さを学んだ」だけ いつ・誰と・何があったかを1場面書く
③ 気持ちで止まる 「うれしかった」「悔しかった」で終わる その気持ちの後に、何が予想と違ったかを足す
④ 根拠が無い 体験だけで結論を出している 講義の概念名・文献・指導者の助言を1つ添える
⑤ 次の行動が抽象的 「〜を大切にしていきたい」 「次は〜する」と行動で書く
⑥ 場面を詰め込みすぎ 3〜4場面を並べて、どれも浅い 800字なら1〜2場面に絞る

提出前チェックリスト

  • [ ] 1文目で「何についての学びか」が分かる
  • [ ] 場面が1つ以上あり、会話や行動が具体的に書かれている
  • [ ] 「うれしかった」「難しかった」の後に、考えたことが続いている
  • [ ] 講義・文献・指導者の助言のどれかを根拠として挙げている
  • [ ] 最後の段落が「次に何をするか」で終わっている
  • [ ] 患者を特定できる情報が入っていない(次の節)
  • [ ] 実習要項の字数・様式・文体の指定を守っている

反省ばかりのレポートも評価が伸びにくくなります。できなかったことを書くときは、「なぜできなかったか」と「次にどうするか」までをセットで書くと、学びとして読まれます。

看護実習レポートで患者が特定されない書き方

最終レポートは、記録と違って学校で回し読みされたり、実習報告会の資料になったりすることがあります。日本看護協会の「看護職の倫理綱領」(2021年)は、5番目の条文で「看護職は、対象となる人々の秘密を保持し、取得した個人情報は適正に取り扱う」と定めています。看護学生のレポートもこの考え方の延長にあります。

書かないもの 置き換え方
氏名・イニシャル A氏、B氏(実名のイニシャルは使わない)
正確な年齢・生年月日 70歳代、幼児期など幅で
入院日・手術日などの日付 受け持ち3日目、実習2週目など
病院名・病棟名・病室番号 書かない(学校の指定があれば従う)
職業・住所・家族構成の細部 学びに必要な範囲で「自営業」「家族と同居」程度に
めずらしい経歴や病歴 学びに関係なければ省く

1つ1つは特定につながらなくても、組み合わせると本人にたどり着くことがあります。迷ったら書かないほうを選んでください。また、実習中の出来事や患者とのやりとりを、SNSや友人とのメッセージに書かないことも同じくらい大切です。

疾患や治療の経過は、学びの説明に必要な最小限にとどめます。治療方針の良し悪しや、手技の手順を評価するような書き方は、学生のレポートの役割から外れます。

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実習で学んだことを次の実習と就職面接につなげる書き方

最終レポートは提出して終わりにすると、もったいない資料です。④の「次の行動」を、次の実習の目標と面接の答えに転用できます。

次の実習の目標に書き換える

レポートの最後の1文を、そのまま次の実習の個人目標の下書きにします。

  • レポート: 「援助の前に、本人ができることを確かめてから関わりたい」
  • 次の実習目標: 「援助の前に、患者が自分で行える動作を確認し、援助の範囲を指導者と相談して決める」

領域ごとに書いたレポートを並べると、自分が繰り返しつまずいている点(説明が一方的になる、観察が身体面に偏るなど)も見えてきます。

就職面接の「実習で学んだこと」に答える形に直す

面接では「実習で印象に残ったこと」「実習で学んだこと」をよく聞かれます。レポートの4段を、1分(300字前後)で話せる長さに縮めておくと答えやすくなります。

老年看護学実習で、介助しすぎていた自分に気づいた経験があります。受け持ちの方が更衣を「自分でやる」と言われ、できることまで手を出していたと分かりました。それ以降は、援助の前に本人ができることを確かめるようにしています。貴院でも、患者さんの力を生かす看護を実践したいと考えています。

ポイントは、最後の1文を志望先の看護の方針につなげることです。病院説明会やインターンシップで聞いた内容と結びつけると、志望理由に説得力が出ます。就活全体の時期は看護学生の就活はいつから?学年別・月別スケジュールにまとめています。

実習先の病院の求人を見る

実習で関わった病院や、学びを生かせそうな領域の職場があれば、求人の条件も確かめておくと志望先を決めるときの材料になります。

よくある質問

看護実習のレポートは、です・ます調とだ・である調のどちらで書きますか?

学校の実習要項に指定があればそれに従います。指定が無ければ、レポートでは「だ・である調」が一般的です。途中で文体を混ぜないことのほうが大切です。

実習でうまくいかなかったことを「学んだこと」に書いてもいいですか?

書いてかまいません。むしろ、うまくいかなかった場面のほうが「最初の見立てとのずれ」がはっきりしていて、学びとして書きやすいことが多いです。その場合は、原因と次にどうするかまで書きます。

受け持ち患者以外の場面を書いてもいいですか?

指導者の関わりを見て学んだこと、カンファレンスで気づいたこと、多職種との連携を見学した場面なども学びになります。実習要項に「受け持ち患者を通して」と指定がある場合は、それに沿って選んでください。

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まとめ

  • 最終レポートは1つの場面を選び、「場面・気づき・根拠・次の行動」の4段で書く
  • 書き出しは「何についての学びか」を1文で言い切る
  • 400字と800字の違いは、場面の細かさと根拠の厚さ。型は同じ
  • 感想文で終わる原因の多くは、根拠と次の行動が抜けていること
  • 患者は匿名・年代・相対的な日付で書き、組み合わせで特定されないようにする
  • 最後の1文は、次の実習の目標と就職面接の答えにそのまま転用できる

まずは実習要項の目標を見返し、いちばん手応えのあった場面を1つ書き出すところから始めてください。

参考