看護師国家試験とは?日程・出題範囲・合格基準を解説
試験の日程・スケジュール
看護師国家試験は、例年おおむね次のスケジュールで実施される(正確な日程は毎年、厚生労働省が公表する)。
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 8〜9月頃 | 実施要項の公表 |
| 11〜12月頃 | 受験の出願(受験手続き) |
| 2月中旬の日曜日 | 国家試験の実施 |
| 3月下旬頃 | 合格発表 |
試験は1日で実施され、午前・午後に分けて行われる。受験地は全国の主要都市に設けられる。
※日程・会場・手続きは年度によって変わる。必ず厚生労働省の最新の実施要項を確認すること。
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受験資格
看護師国家試験を受験するには、原則として、看護師養成課程を修了(または修了見込み)であることが必要だ。主なルートは次のとおり。
- 看護系の大学(4年)
- 短期大学(3年)
- 看護専門学校(3年)
- 准看護師免許取得後、所定の実務経験および養成所(2年課程・通信制等)を修了(見込み)した者
- そのほか、所定の養成課程
いずれも、看護に必要な知識・技術・実習を学んだうえで、卒業(見込み)を要件として受験する。詳しい受験資格は、実施要項で確認する。
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出題範囲・出題形式
看護師国家試験は、看護に関する幅広い分野から出題される。主な出題分野には次のようなものがある。
- 人体の構造と機能、疾病の成り立ち
- 基礎看護学
- 成人看護学・老年看護学・小児看護学・母性看護学・精神看護学
- 在宅看護論/地域・在宅看護論
- 看護の統合と実践
- 健康支援と社会保障制度 など
出題は多肢選択式(マークシート)で、午前(120問・2時間30分)と午後(120問・2時間30分)の計240問で構成される。
| 問題区分 | 問題数・配点 | 特徴 |
|---|---|---|
| 必修問題 | 50問(各1点) | 看護の基本知識を問う。8割(40点)以上の正答が絶対条件。 |
| 一般問題 | 130問(各1点) | 各看護学分野の専門的知識を幅広く問う。 |
| 状況設定問題 | 60問(各2点) | 臨床場面に基づく長文問題。思考力・判断力が問われる。 |
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合格基準と合格率
合格基準
看護師国家試験の合格には、大きく2つの基準がある。
- 必修問題:絶対基準として80%以上(50点満点中40点以上)得点すること。
- 一般問題・状況設定問題:年度ごとに相対評価で定められるボーダーライン(得点)を満たすこと。
必修問題の基準(8割)を満たさない場合、一般・状況設定問題でいくら高得点を取っても不合格となる点に注意が必要だ。
合格率
看護師国家試験の合格率は、例年おおむね9割前後で推移している。新卒者に限ると、さらに高い合格率(9割超)となる傾向がある。ただし、年度により変動するため、正確な数値は厚生労働省の公表資料で確認したい。
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勉強・対策のポイント
- 必修問題を確実に:合否を左右するため、基礎知識を落とさない。
- 過去問の反復:出題傾向をつかむうえで有効。
- 早めの計画:範囲が広いため、実習と並行して計画的に進める。
- 状況設定問題への慣れ:知識を臨床の場面に当てはめて考える練習をする。
国家試験は範囲が広いが、基礎を固め、過去問で傾向をつかむことが合格への近道だ。
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まとめ
看護師国家試験は、看護師になるために必要な国家資格試験で、例年2月中旬に実施され、3月に合格発表がある。受験には看護師養成課程の修了(見込み)が必要で、看護の幅広い分野から多肢選択式(計240問)で出題される。
合格には、必修問題の基準と一般・状況設定問題の合格ラインの両方を満たす必要がある。合格率は例年9割前後だが、正確な日程・基準・合格率は、必ず厚生労働省の最新情報で確認しよう。