ナースの勉強部屋

【MBTI×看護師】全16タイプ別の適性とおすすめの診療科・働き方を徹底解説

【MBTI×看護師】全16タイプ別の適性とおすすめの診療科・働き方を徹底解説

「毎日仕事が辛い」「自分は看護師に向いていないかも」と悩んでいませんか?実はそれ、あなたのMBTIと「今の診療科・職場環境」がミスマッチを起こしているだけかもしれません。

事実、職場を変えた結果、仕事に大きなやりがいを感じられるようになったという看護師はたくさんいます。そこで今回は、MBTIの全16タイプごとにおすすめの診療科や働き方を徹底解説していきます。

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目次
  1. MBTIとは? 16タイプそれぞれの適性に合わせた職場なら活き活き働ける!
  2. 看護師がMBTIを活用する3つのメリット
    1. 1. 自分の「強み」と「弱み」を客観視できる
    2. 2. 自分に合った診療科や働き方が分かる
    3. 3. 職場の人間関係(チーム医療)が円滑になる
  3. 【全16タイプ網羅】MBTI別の看護師適性とおすすめの診療科
    1. 論理的で効率重視「NT型(INTJ/INTP/ENTJ/ENTP)」のナース
      1. INTJ(建築家)- 専門性を極めるスペシャリスト
      2. INTP(論理学者) – データ分析が得意な探求者
      3. ENTJ(指揮官) – キャリア志向のマネジメント層
      4. ENTP(討論者) – 変化に強いアイデアマン
    2. 共感力が高く心に寄り添う「NF型(INFJ/INFP/ENFJ/ENFP)」のナース
      1. INFJ(提唱者) – 本音を汲み取る深い洞察力
      2. INFP(仲介者) – 高い共感力を持つ癒しの存在
      3. ENFJ(主人公) – 患者の心を開く導き手
      4. ENFP(運動家) – 変化を好む明るいサポーター
    3. 献身的でコツコツ型「SJ型(ISTJ/ISFJ/ESTJ/ESFJ)」のナース
      1. ISTJ(管理者) – 正確無比なルーティンマスター
      2. ISFJ(擁護者) – 寄り添い型エキスパート
      3. ESTJ(幹部) – 効率重視の頼れるリーダー
      4. ESFJ(領事) – チーム医療の要・ムードメーカー
    4. 臨機応変で実践派「SP型(ISTP/ISFP/ESTP/ESFP)」のナース
      1. ISTP(巨匠) – 手技・機械操作が得意な職人
      2. ISFP(冒険家) – 穏やかで柔軟なマイペース
      3. ESTP(起業家) – スリルに強い臨機応変の達人
      4. ESFP(エンターテイナー) – コミュニケーションおばけ
  4. 「看護師に向いてない?」と悩みやすいMBTIと乗り越え方
    1. INFP(仲介者):感情移入しすぎて疲弊する
    2. INTP(論理学者)・INTJ(建築家):感情労働や非合理的なルールにストレスを感じる
  5. MBTIを職場の人間関係(チーム医療)に活かすコツ
    1. プリセプター・新人間のミスマッチを防ぐ方法
    2. 医師や他職種との円滑なコミュニケーション術
      1. T型(思考)を意識した医師への報告
      2. F型(感情)を意識したスタッフへの相談
  6. MBTIをヒントに、あなたらしく輝ける職場を見つけよう

MBTIとは? 16タイプそれぞれの適性に合わせた職場なら活き活き働ける!

MBTIは、2023年に日本で大ブームとなっているため、自分がどのタイプなのかを調べたことがある人も多いと考えられますが、まったく興味を持ったことのない人もいるでしょう。

そこで、まずはMBTIについて簡単に説明すると、MBTIとは、スイスの心理学者、カール・ユングの心理学論をもとにしている性格検査です。

「ものの見方(感覚or直観)」「判断の仕方(思考or感情)」「興味関心の方向(外向きor内向き)」と「外界への接し方(判断的態度or知覚的態度)」の4つの指標をもとに、一人ひとりの性格を16のタイプにわけるというものです。

参照:一般社団法人日本MBTI協会「MBTIとは」

16のタイプは、4つの指標の組み合わせによって、「分析家」「外交官」「番人」「探検家」の4つのグループにわけることができます。また、4つのグループはそれぞれの特徴から、「NT型」「NF型」「SJ型」「SP型」と呼ばれることもあります。

グループ名4文字の組み合わせ特徴MBTIタイプ
分析家NT型可能性重視+論理重視INTJ・INTP・ENTJ・ENTP
外交官NF型可能性重視+気持ちや価値観重視INFJ・INFP・ENFJ・ENFP
番人SJ型現実重視+計画的ISTJ・ISFJ・ESTJ・ESFJ
探検家SP型現実重視+柔軟・臨機応変ISTP・ISFP・ESTP・ESFP

 

文字英語意味
SSensing現実・具体的な事実を重視
NiNtuition直感・可能性・アイデアを重視
TThinking論理や合理性を重視
FFeeling気持ちや価値観を重視
JJudging計画的・整理された進め方を好む
PPerceiving柔軟・臨機応変な進め方を好む
なお、アルファベットはそれぞれ、単語の頭文字がとられています。

看護師がMBTIを活用する3つのメリット

ここまで解説してきた通り、MBTIは、「自分の性格の傾向や物事の考え方、行動の特徴を知るための自己分析ツール」です。看護師がMBTIを活用すると、自分の得意なことや苦手なことを整理して、働きやすい職場を探したり、同僚とのコミュニケーションを見直したりするきっかけになります。

看護師がMBTIを活用するメリットは、主に3つあります。

1. 自分の「強み」と「弱み」を客観視できる

看護師の仕事で求められる能力は、リーダーシップや判断力だけではありません。患者さんの小さな変化に気づく観察力、決められた手順を正確に守る力、相手の気持ちに寄り添う力など、日々の業務のなかにも多くの強みがあります。

MBTIを活用すると、自分がどのような場面で力を発揮しやすいのか、どのような状況でストレスを感じやすいのかを振り返るヒントが得られます。

たとえば、細かな変化に気づきやすい人は患者の観察や状態変化の把握が得意かもしれません。一方、計画を立てて物事を進めるのが得意な人は、業務の優先順位づけや情報整理で力を発揮できる可能性があります。

自分の強みを知ることは自信につながり、弱みを知ることは自分に合った対処法を見つけることにつながります。転職活動でも、自己PRや面接で自分らしさを伝えやすくなるでしょう。

2. 自分に合った診療科や働き方が分かる

同じ看護師でも、仕事にやりがいを感じる場面や、ストレスを感じやすい環境は人それぞれです。自分の性格傾向を理解すると、職場選びで何を重視すべきかが見えやすくなります。

大切なのは、MBTIを参考にしながら、「どのような仕事にやりがいを感じるか」「どのような環境ならストレスを抑えて働けるか」を整理することです。

診療科・分野向いている人の特徴
急性期医療状況の変化に対応することや、スピード感のある仕事にやりがいを感じる人
回復期・慢性期患者の経過を長期的に見守り、継続的に関わることを大切にしたい人
終末期医療患者や家族の気持ちに寄り添い、一人ひとりに合わせたケアを重視したい人
美容クリニック接遇や美容への関心、サービスの質を高めることにやりがいを感じる人

3. 職場の人間関係(チーム医療)が円滑になる

看護師の仕事は多職種との連携が欠かせません。MBTIを活用すると、自分と相手では情報の受け取り方や意思決定の傾向が異なる可能性に気づけます。 相手の傾向を踏まえて伝え方や情報共有の方法を工夫すれば、不要なすれ違いを減らせる可能性があります。

  • 結論を重視する相手には: 要点を先に伝えてから詳細を説明する
  • 慎重に判断する相手には: 判断に必要な情報や根拠を整理して共有する
  • 口頭でのやり取りが苦手な場合は: 申し送り内容を文書やチェックリストでも確認できるようにする

お互いの違いを理解してそれぞれの強みを生かして協力することが、円滑なチーム医療につながります。

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【全16タイプ網羅】MBTI別の看護師適性とおすすめの診療科

ここからは、MBTIのタイプ別の看護師の適性とおすすめの診療科、ストレスを感じやすいポイントを解説していきます。

論理的で効率重視「NT型(INTJ/INTP/ENTJ/ENTP)」のナース

分析家(NT型)の4タイプは、非合理な仕組み、裁量の少なさ、改善できない環境にはストレスを感じやすい傾向にあります。

INTJ(建築家)- 専門性を極めるスペシャリスト

項目詳細
看護師適性度★★★☆☆
向いている診療科ICU・集中治療室、手術室、救急科、急性期
向いている働き方専門性を深める働き方、業務改善やマニュアル整備に携わる仕事

物事を論理的に分析して、先を見通して計画を立てることを好むタイプ。患者の状態や検査データを整理して、優先順位をつけながら対応する仕事と相性がよいと考えられます。知識を体系的に身につけ、特定分野のスペシャリストを目指す働き方も選択肢です。

【ストレスを感じやすいポイント】

  • 非効率な業務や、合理性に欠ける職場のルール
  • 計画どおりに仕事を進められない状況
  • 根拠の説明がないまま、上司の指示に従わなければならない場面
  • 集中して業務に取り組みたいのに、頻繁に作業を中断されること

INTP(論理学者) – データ分析が得意な探求者

項目詳細
看護師適性度★★☆☆☆
向いている診療科臨床研究、検査部門、健診センター
向いている働き方治験コーディネーター(CRC)、臨床研究センター、医療データ分析、教育・研究に関わる仕事

「なぜこの症状が起きるのか」「どうすればもっと効率的にできるのか」と、物事の仕組みを探究することが得意なタイプ。医療知識を深く掘り下げ、データや根拠をもとに考える業務で強みを発揮しやすいでしょう。臨床現場以外にも、研究支援や医療情報の分野で活躍する道があります。

【ストレスを感じやすいポイント】

  • 忙しさを理由に、十分な根拠を確認できないまま業務を進めること
  • 同じ作業の繰り返しが多く、知的な刺激が少ない仕事
  • 感情的な対立や、筋の通らない指示
  • 医療知識を深く学ぶ時間が取れないこと

ENTJ(指揮官) – キャリア志向のマネジメント層

項目詳細
看護師適性度★★★☆☆
向いている診療科救急科、ICU、外科系病棟、急性期
向いている働き方看護師長・主任、チームリーダー、看護管理職、訪問看護ステーションの立ち上げ

目標達成に向けて周囲をまとめ、効率的に物事を進めることを好むタイプ。多職種との連携や、限られた時間のなかで優先順位を決める場面で持ち味を発揮しやすいと考えられます。経験を積んだ後は、スタッフの育成や病棟運営など、組織全体を動かす仕事も向いている可能性があります。

【ストレスを感じやすいポイント】

  • 業務の進行を妨げる非効率な仕組み
  • 責任や役割が曖昧で、誰が判断するのかわからない状況
  • 改善案を出しても、周囲が動いてくれないこと
  • 自分の裁量が少なく、能力を発揮できない職場

ENTP(討論者) – 変化に強いアイデアマン

項目詳細
看護師適性度★★☆☆☆
向いている診療科救急科、外来、手術室、急性期、美容クリニック
向いている働き方新しい医療サービスの導入、業務改善、医療系企業での企画職、フライトナース、DMAT

好奇心が旺盛で、新しいアイデアを考えたり、既存のやり方を見直したりすることを好むタイプ。状況の変化に応じて柔軟に対応する仕事や、課題を発見して改善策を考える業務に向いている可能性があります。臨床経験を生かして、医療機器メーカーや医療IT企業などで働く道も考えられます。

【ストレスを感じやすいポイント】

  • 前例や慣習だけを理由に、新しい提案を否定されること
  • マニュアルどおりの対応ばかりで、工夫する余地がないこと
  • 同じ作業を長時間繰り返すこと
  • 疑問や改善案を気軽に話し合えない職場の雰囲気

共感力が高く心に寄り添う「NF型(INFJ/INFP/ENFJ/ENFP)」のナース

外交官(NF型)の4タイプは、患者への共感的負担、理想とのギャップ、人間関係の不和でストレスを溜めやすい傾向にあります。

INFJ(提唱者) – 本音を汲み取る深い洞察力

項目詳細
看護師適性度★★★☆☆
向いている診療科精神科、緩和ケア、訪問看護、終末期
向いている働き方患者と継続的に関わる仕事、退院支援、患者・家族への相談支援

相手の言葉だけでなく、その背景にある気持ちや価値観にも目を向けるタイプ。病気への不安や生活上の悩みを抱える患者に対して、一人ひとりの思いをくみ取りながら支援する仕事と相性がよいと考えられます。患者の人生や生活を長期的な視点で支える働き方も選択肢です。

【ストレスを感じやすいポイント】

  • 患者のつらさに気づいても、業務の都合で十分に寄り添えないこと
  • 患者や家族の感情を受け止め続けること
  • 理想とする看護と、実際に提供できる看護のギャップ
  • 表面的な付き合いが多く、本音を話せる相手がいないこと

INFP(仲介者) – 高い共感力を持つ癒しの存在

項目詳細
看護師適性度★★★☆☆
向いている診療科精神科、緩和ケア、訪問看護、終末期
向いている働き方患者の意思や価値観を尊重する看護、個別性の高いケア、少人数の職場

共感力があり、相手の気持ちや個人の価値観を大切にするタイプ。病気だけでなく、患者が抱える不安や葛藤にも目を向け、その人らしい生活を支える仕事にやりがいを感じやすいでしょう。一方で、感情移入しすぎると疲れを感じることもあるため、気持ちを切り替えられる環境や相談できる同僚の存在も重要です。

【ストレスを感じやすいポイント】

  • 患者を一人の人間として尊重できない対応を求められること
  • 患者の気持ちに寄り添いたくても、時間が足りないこと
  • 強い口調で叱責されたり、対立を一方的に押し付けられたりすること
  • 患者の苦痛やつらい出来事を引きずってしまうこと

ENFJ(主人公) – 患者の心を開く導き手

項目詳細
看護師適性度★★★★☆
向いている診療科小児科、産婦人科、リハビリテーション科、回復期
向いている働き方患者教育、退院支援、後輩指導、チームをまとめる仕事、プリセプター

人の成長を支えたり、周囲の人が協力できるよう働きかけたりすることを好むタイプ。患者や家族に治療・療養生活について説明して、前向きに取り組めるよう支援する仕事と相性がよいと考えられます。経験を重ねれば、新人教育やプリセプター、チームリーダーなどでも強みを生かせる可能性があります。

【ストレスを感じやすいポイント】

  • スタッフ同士の対立や、チーム内の雰囲気の悪化
  • 後輩や同僚が困っていても、十分に支援できないこと
  • 患者や家族からの期待に応えられないこと
  • 周囲を優先するあまり、自分の休息や負担を後回しにすること

ENFP(運動家) – 変化を好む明るいサポーター

項目詳細
看護師適性度★★★☆☆
向いている診療科小児科、外来、訪問看護、美容クリニック、デイサービス
向いている働き方変化のある職場、多職種連携、患者向けイベントや啓発活動

好奇心が旺盛で、人との交流や新しい経験を楽しむタイプ。さまざまな患者や職種と関わりながら、その場に応じて柔軟に対応する仕事に魅力を感じやすいでしょう。患者が安心できる雰囲気をつくったり、治療への意欲を引き出したりする場面でも強みを発揮する可能性があります。

【ストレスを感じやすいポイント】

  • 細かなルールや事務作業に追われて、患者と関わる時間が少ないこと
  • 変化が少なく、同じ業務を繰り返す日々
  • 新しいアイデアを提案しても受け入れられないこと
  • 職場の人間関係がぎくしゃくし、自由に意見を言えないこと

献身的でコツコツ型「SJ型(ISTJ/ISFJ/ESTJ/ESFJ)」のナース

番人(SJ型)の4タイプは、手順やルールの乱れ、責任の曖昧さ、努力が報われないことにストレスを感じやすい傾向にあります。

ISTJ(管理者) – 正確無比なルーティンマスター

項目詳細
看護師適性度★★★★☆
向いている診療科手術室、透析室、内科病棟、急性期
向いている働き方専門手技を磨く仕事、安全管理、決められた手順を正確に実行する仕事

責任感が強く、事実やルールを重視しながら、着実に物事を進めるタイプ。投薬確認や感染対策、患者の状態の記録など、正確さと継続性が求められる業務で強みを発揮しやすいと考えられます。手順を守ることが重要な手術室や透析室などで、知識と技術を積み重ねていく働き方も向いている可能性があります。

【ストレスを感じやすいポイント】

  • 申し送りや記録が不十分で、必要な情報がそろわないこと
  • ルールが頻繁に変更され、現場に十分な説明がないこと
  • 同僚が確認作業や決められた手順を守らないこと
  • 忙しさによって、丁寧に仕事を進められないこと

ISFJ(擁護者) – 寄り添い型エキスパート

項目詳細
看護師適性度★★★★★
向いている診療科内科、回復期リハビリテーション科、訪問看護、小児科、慢性期
向いている働き方患者と継続的に関わる仕事、丁寧な療養支援、チームを支える役割

思いやりがあり、相手が必要としていることに気づいて、細やかに対応することを好むタイプ。患者の日々の小さな変化を観察して、安心して療養できるよう支える仕事と相性がよいと考えられます。患者や家族との信頼関係を築きながら、生活に寄り添った看護を提供する働き方も選択肢です。

【ストレスを感じやすいポイント】

  • 患者に十分なケアを提供できないこと
  • 同僚の仕事を手伝い続け、自分の業務が終わらないこと
  • 頑張っても感謝や評価を得られないこと
  • 周囲に迷惑をかけたくなくて、悩みや疲れを言い出せないこと

ESTJ(幹部) – 効率重視の頼れるリーダー

項目詳細
看護師適性度★★★★☆
向いている診療科救急科、外科系病棟、手術室、ICU
向いている働き方病棟管理、看護師長・主任、業務管理、教育担当

計画性があり、役割やルールを明確にしながら、効率的に仕事を進めることを好むタイプ。スタッフの配置や業務の進行管理、多職種との調整など、組織的な対応が必要な場面で力を発揮しやすいと考えられます。経験を積んだ後は、看護管理職や安全管理、業務改善など、現場全体を支える役割も候補になります。

【ストレスを感じやすいポイント】

  • 指示や役割が曖昧で、業務が予定どおりに進まないこと
  • 決められた手順や約束を守らないスタッフがいること
  • 問題が起きても責任の所在が不明確なこと
  • 効率化や改善に取り組んでも、協力を得られないこと

ESFJ(領事) – チーム医療の要・ムードメーカー

項目詳細
看護師適性度★★★★★
向いている診療科小児科、産婦人科、内科、回復期リハビリテーション科、地域包括ケア病棟
向いている働き方患者・家族への説明、退院支援、チーム医療、新人教育

人との協調を大切にして、周囲が安心して過ごせるよう気を配るタイプ。患者や家族の不安に気づき、必要な情報をわかりやすく伝えたり、医師やリハビリ職などと連携したりする仕事に向いている可能性があります。チーム内の調整役としても力を発揮しやすいでしょう。

【ストレスを感じやすいポイント】

  • スタッフ間の対立や、職場で孤立している人がいること
  • 患者や家族から厳しい言葉を受けること
  • 周囲の期待に応えようと頑張りすぎること
  • 自分の努力が認められず、職場で大切にされていないと感じること

臨機応変で実践派「SP型(ISTP/ISFP/ESTP/ESFP)」のナース

探検家(SP型)の4タイプは、行動の制限、単調な業務、柔軟に対応できない環境にストレスを感じやすい傾向にあります。

ISTP(巨匠) – 手技・機械操作が得意な職人

項目詳細
看護師適性度★★★★☆
向いている診療科救急科、手術室、ICU、内視鏡室、急性期
向いている働き方専門技術を生かす仕事、実践中心の業務、状況を見ながら判断する仕事

冷静に状況を観察して、目の前の問題に対して実践的な解決策を考えるタイプ。医療機器の操作や処置の介助、急な状態変化への対応など、知識だけでなく技術と判断力が必要な仕事と相性がよいと考えられます。専門性を磨き、現場で頼られる技術者として成長する働き方も向いている可能性があります。

【ストレスを感じやすいポイント】

  • 状況を自分で判断する余地がなく、細かく指示され続けること
  • 長時間の会議や、実務に結び付かない話し合い
  • 感情的な対立に巻き込まれること
  • 必要な医療機器や物品が整っておらず、処置が円滑に進まないこと

ISFP(冒険家) – 穏やかで柔軟なマイペース

項目詳細
看護師適性度★★★☆☆
向いている診療科訪問看護、緩和ケア、皮膚科、回復期リハビリテーション科、慢性期
向いている働き方個別性を重視した看護、患者のペースに合わせた支援、少人数のチーム

相手の気持ちやその場の状況を大切にして、柔軟に対応するタイプ。一人ひとりの生活や希望に合わせてケアを工夫する仕事と相性がよいと考えられます。患者の小さな変化を受け止め、無理のないペースで療養や回復を支える場面でも強みを発揮する可能性があります。

【ストレスを感じやすいポイント】

  • 患者一人ひとりに合わせたケアを行う余裕がないこと
  • 強い口調で指示されたり、人前で厳しく叱責されたりすること
  • 自分の価値観に合わない対応を求められること
  • 対人関係の緊張が続き、安心して働けないこと

ESTP(起業家) – スリルに強い臨機応変の達人

項目詳細
看護師適性度★★★☆☆
向いている診療科救急科、外科、ICU、急性期
向いている働き方状況変化の多い現場、迅速な対応が求められる仕事、実践を通じて学ぶ働き方

行動力があり、状況を素早く把握して、その場に応じて対応することを好むタイプ。急変時など、限られた時間で情報を集めて、優先順位を判断する場面で持ち味を発揮しやすいと考えられます。座学だけでなく、実践経験を通して技術を身につけることにも向いている可能性があります。

【ストレスを感じやすいポイント】

  • 判断や行動が必要なのに、承認を待たなければならないこと
  • 変化の少ない業務や、同じ作業を繰り返すこと
  • 実践よりも書類作成や会議に時間を取られること
  • 問題が起きた際、柔軟な対応が認められないこと

ESFP(エンターテイナー) – コミュニケーションおばけ

項目詳細
看護師適性度★★★★☆
向いている診療科小児科、外来、整形外科、美容クリニック、デイサービス
向いている働き方患者との対話が多い仕事、チームで協力する仕事、患者の意欲を引き出す仕事

明るく親しみやすい雰囲気をつくり、人との交流を楽しむタイプ。緊張している患者に声をかけたり、子どもや高齢者が安心できるように接したりする場面で強みを発揮しやすいと考えられます。リハビリに取り組む患者を励ますなど、人との関わりを通じて回復を支える仕事も候補です。

【ストレスを感じやすいポイント】

  • 職場の雰囲気が悪く、周囲と気軽に話せないこと
  • 患者と関わる時間が少なく、事務作業ばかりが続くこと
  • 努力や成果を認めてもらえないこと
  • 休憩や気分転換の時間が取れず、忙しさが続くこと

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「看護師に向いてない?」と悩みやすいMBTIと乗り越え方

看護師として働くなかで、「患者さんのことを考えすぎてつらい」「職場のルールに納得できない」「患者さんや同僚に気を使いすぎて疲れる」と悩むことはありませんか? ここでは、感情移入しやすいINFP(仲介者)と、論理性を重視するINTP(論理学者)・INTJ(建築家)について、課題と対策を紹介します。

INFP(仲介者):感情移入しすぎて疲弊する

INFPは、他者の気持ちに敏感で、自分の価値観や信念を大切にする傾向があるタイプです。患者の苦しみに深く共感できることは看護師としての強みですが、相手の感情を自分のことのように受け止めてしまうと、精神的な負担が大きくなることがあります。

【抱えやすい悩み・課題】

  • 患者の死や辛い闘病生活を、勤務が終わってからも引きずってしまう
  • 患者や家族の悲しみに共感しすぎて、自分まで落ち込んでしまう
  • 患者の期待に応えられないと、自分の力不足を責めてしまう
  • 職場の人間関係で相手の気持ちを優先して、自分の希望を言えない

【乗り越えるための対策】

  • オン・オフを切り替える: 退勤時に仕事を振り返る時間を区切り、帰宅後は趣味や休息に意識を向ける。
  • 自分と相手の感情を区別する: 「患者の辛さに寄り添うこと」と「その辛さを自分が背負うこと」は別だと意識する。
  • 周囲に気持ちを共有する: 辛い経験を一人で抱えず、信頼できる同僚や上司に相談する。
  • 職場環境を見直す: 心理的な負担が大きい場合は、精神科、心療内科の外来看護、健診など、業務内容や患者との関わり方が異なる職場も検討する。

INTP(論理学者)・INTJ(建築家):感情労働や非合理的なルールにストレスを感じる

INTPとINTJは、物事を論理的に考え、問題の原因を分析したり、効率的な方法を探したりすることを好む傾向があります。そのため、感情への配慮が求められる場面が続いたり、理由が分からないまま慣習に従うことを求められたりすると、ストレスを感じる場合があります。

【抱えやすい悩み・課題】

  • 根拠がわからない職場のルールや、昔からの慣習に納得できない
  • 業務の効率化を提案しても、周囲に受け入れてもらえずストレスを感じる
  • 患者や家族の感情に配慮し続けることを負担に感じる
  • 雑談や空気を読むことが求められる人間関係に疲弊する
  • 自分の考えを率直に伝えた結果、冷たい人だと誤解されることがある

【乗り越えるための対策】

  • ルールの背景を確認する: 安全管理や感染対策など、医療上の根拠があるルールと、慣習的な運用を区別して考える。
  • 提案の伝え方を工夫する: 問題点を指摘するだけでなく、患者安全や業務効率の改善につながる具体策を示す。
  • 感情への配慮を技術として身につける: 共感を無理に演じるのではなく、相手の話を遮らずに聞く、気持ちを言葉で確認するなど、実践できる方法を取り入れる。
  • 専門性を生かせる部署を検討する: ICU、手術室、透析室、医療機器管理に関わる業務など、手順や専門知識を重視する職場も選択肢にする。

MBTIを職場の人間関係(チーム医療)に活かすコツ

看護師の職場では、指導方法が合わなかったり、医師への報告がうまく伝わらなかったりすることがあります。大切なのは、自分と相手の考え方の違いを理解して、相手に合わせて伝え方を工夫することです。

プリセプター・新人間のミスマッチを防ぐ方法

仕事の覚え方や指導の受け止め方の違いが、ストレスにつながることがあります。「感覚(S)」と「直感(N)」の違いを知っておくと、相手に合った指導方法を考えるヒントになります。

タイプ特徴と希望指導のコツ
S型(感覚)・マニュアルや手順書に沿って覚えたい
・一つひとつ順番に説明してほしい
・実際の事例や具体的な注意点を知りたい
具体的な手順を重視する
手順を示して、実演してから実践してもらうと効果的。
N型(直感)・業務の目的や背景を理解したい
・「なぜこの手順が必要なのか」を知りたい
・個々の業務が患者のケアにどうつながるかを考えたい
全体像や意味を重視する
最初に目的や全体像を説明して、その後に具体的な手順を教えると効果的。

【指導方法の違いによるすれ違いと改善策】

よくあるすれ違い改善のポイント
S型の新人に、理由の説明ばかりで具体的な手順を示さないまず手順や具体例を示して、実践できるようにする
N型の新人に、理由を説明せず手順だけを教える業務の目的や根拠を説明してから手順を伝える
プリセプターが自分の覚え方を新人にも求める新人が理解しやすい説明方法を確認して、柔軟に変える

医師や他職種との円滑なコミュニケーション術

チーム医療では、相手が情報をどのように受け取り、判断するかを意識することも大切です。

T型(思考)を意識した医師への報告

T型は、一般に論理性や客観的な情報、問題解決を重視する傾向があるとされます。医師への報告では、結論と必要な情報を簡潔にまとめることが役立ちます。

【報告テンプレート】(結論 → 客観的な情報 → 実施した対応 → 確認・依頼事項)

「先生、〇〇さんについて報告です。現在、血圧が〇〇mmHg、脈拍が〇〇回/分で、先ほどから状態が変化しています。現在、〇〇の対応を行っています。今後の対応について指示をお願いします」

F型(感情)を意識したスタッフへの相談

F型は、一般に人間関係や相手への配慮、周囲との調和を重視する傾向があるとされます。相談するときは、相手への感謝や配慮を示しながら、困っていることと相談したい内容を具体的に伝えるとよいでしょう。

【相談テンプレート】(感謝・配慮 → 現状や気持ち → 相談したいこと)

「いつも相談に乗っていただき、ありがとうございます。実は、最近××の対応について少し悩んでいます。患者さんにとってよりよい対応をしたいので、〇〇さんの考えを聞かせてもらえませんか?」

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MBTIをヒントに、あなたらしく輝ける職場を見つけよう

MBTIは、あくまでも自己分析・あるいは相手のタイプの分析のためのツールであり、性格や適性、向いている仕事・適切な対応方法を絶対的に決めるものではありません。しかし、転職活動に活かすとすると、自分の得意なことや苦手なこと、どのような環境でストレスを感じやすいのかを客観的に見つめ直すきっかけになります。

診療科や職場との相性は、性格タイプだけでなく、仕事内容や勤務体制、人間関係、給与、キャリアプランなどによっても変わります。MBTIの結果だけで選択肢を狭めず、実際の求人情報や職場の特徴も確認することが大切です。

自分の強みを生かし、無理なく働き続けられる職場を見つけるために、MBTIを転職活動のヒントとして活用して、あなたらしく働ける環境を手に入れましょう。

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