健診センターの看護師求人|仕事内容・向いている人・確認すべき条件
「夜勤をやめたい」と考えたとき、最初に候補に挙がるのが健診センターである。日勤のみ、土日休みの求人も多く、募集を見かける機会は増えている。
ただし業務の中身は病棟と大きく違う。合う人と合わない人がはっきり分かれる職場でもある。この記事では仕事内容と、求人票で確認すべき点を整理する。
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仕事内容は「同じ処置の反復」
健診センターの看護師が担当するのは、主に次の業務である。
- 採血
- 血圧・身体計測
- 心電図・視力・聴力などの検査補助
- 問診の聞き取り
- 受診者の誘導と説明
1日に何十人も同じ流れで対応する。病棟のように受け持ち患者の状態が刻々と変わることはなく、業務は定型化されている。
採血のスキルが中心になる
1日50〜100件の採血をこなす職場もある。採血が苦手だと入職後に苦労する一方、経験を積めば短期間で上達する環境でもある。
向いている人・向いていない人
向いている人
- 生活リズムを安定させたい
- 決まった手順を正確にこなすのが得意
- 受診者と短時間で信頼関係をつくるのが苦にならない
- 育児や介護と両立したい
向いていない人
- 患者の回復に長く関わりたい
- 急変対応や高度な判断にやりがいを感じる
- 同じ作業の反復が苦痛になる
「楽そうだから」という理由だけで選ぶと、物足りなさを感じやすい。ここが最大の分かれ目である。
巡回健診という選択肢
健診センターには、施設内で行う「施設健診」と、企業や学校へ出向く「巡回健診」がある。
- 施設健診——勤務地が固定。設備が整っている
- 巡回健診——早朝出発・車移動があり、体力を使う。手当がつくことが多い
求人票にどちらか書かれていない場合は必ず確認する。同じ「健診センター」でも働き方がまったく違う。
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繁忙期の存在
健診は年間を通して均等ではない。春(4〜7月)と秋(9〜11月)に集中する職場が多く、この時期は残業が発生することもある。
逆に閑散期は業務量が落ちる。年間の忙しさの波を面接で聞いておくと、入職後のギャップが小さくなる。
求人票で確認する5点
- 1日の受診者数——業務量が推測できる
- 施設健診か巡回健診か
- 繁忙期の残業時間
- 採血の1日あたりの件数
- 土曜出勤の有無と頻度
「日勤のみ」だけを見て決めない。土曜が月2回あるかどうかで、生活の組み立て方は変わる。
給与は下がることが多い
夜勤手当が無くなるため、病棟からの転職では月収が下がるのが一般的である。数万円の差になることもある。
判断するときは、月収の差と、夜勤が無くなることで得られる時間を並べて考える。金額だけで比べると必ず病棟が勝つ。
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よくある質問
Q. ブランクがあっても働けますか。
定型業務が中心なので、復職先として選ばれることは多い。採血の手技に不安があるなら、研修の有無を確認する。
Q. 未経験の分野ですが応募できますか。
病棟経験があれば応募できる求人が多い。健診に特化した経験を求める求人は限られる。
Q. パートでも働けますか。
繁忙期に合わせた短時間勤務の募集がある。閑散期に勤務日数が減る契約かどうかを確認する。
参考
- 厚生労働省「労働安全衛生法に基づく健康診断」
- 日本看護協会「看護職の働き方改革の推進」