20代で入院して気づいた!患者の思いと看護師に求める振る舞い

20代で入院して気づいた!患者の思いと看護師に求める振る舞い

総合病院で看護師として働いているわたしは、20代のころ、切迫流産のために入院した経験があります。切迫流産といっても軽度であり、経過観察目的の入院でした。処置はなし。安静指示はあったものの、病棟内は自由に動けましたし、シャワー浴可でした。赤ちゃんが心配な思いはありましたが、体調は悪くありません。元気だから退屈だったため、院内の空間や看護師さんを観察していたところ、振る舞いに関して気づいたことや、自分の看護に活かせると思ったことがありましたのでお伝えします。

看護師専門転職サービス
「クリアス看護」

LINE友だち追加で、希望条件に合った求人紹介や
非公開求人のご案内を無料で受けられます。
給与・働き方・勤務条件など、
転職に関するご相談もLINEで気軽に可能です。

目次
  1. 環境について
    1. 検温時など、廊下から見えないよう配慮してほしい
    2. 退出時も最後まで閉めてほしい
    3. 夜間のカーテンの開閉音は丸聞こえ
    4. 廊下の音は丸聞こえ
  2. 看護師の振る舞いに関して思うこと
    1. 目線を合わせてほしい
    2. 笑顔が一番安心する
    3. 「また来ますね」といっても来ないと気になる
    4. 声は小さくても聞こえる
    5. 年上または同世代の患者には敬語を使った方が良い
    6. 入院して気づくことは多かった!

環境について

療養時に過ごす環境を整えることはとても重要です。わたしは学生時代、このことを最初に習いました。働いている人はもちろん気にかけていることであると思いますが、患者の立場になったらより一層見えてくるものがありました。

検温時など、廊下から見えないよう配慮してほしい

わたしが入院していた病院は、日中はベッドとベッドの間のカーテンを開けておくことを推奨していましたが、入院していたのはナーバスな状態の患者が多い婦人科と産婦人科の病棟であることもあってか、みんなカーテンを閉めていました。そこに看護師さんが、検温や症状観察のために電子カルテをカートに乗せてやってきていました。バイタルサインや聴取した症状をその場で記録していきます。そうすることで、リアルタイムに記録ができるので大変よいことです。しかし、看護師さんがいる間、電子カルテのカートに遮られてカーテンを閉めることができないため、部屋の中が外から見えてしまします。廊下から遠いベッドであれば、見えるとしても向かいの方にだけなのでよいですが、廊下側のベッドであると、廊下を通る他の患者さんや面会にいらした方にも部屋の中が見えてしまい、少し恥ずかしい思いがあります。そのため、できれば入室時から電子カルテのカートもカーテンの中に入れてしまってくれた方が良いと思いました。

退出時も最後まで閉めてほしい

退室時にはたいていの方がしっかり見えないように閉めてくれるのですが、時々しっかり閉めずにカーテンを端に寄せるだけの人や、まれに閉めずに開けたままの人もいます。カーテンが開いていると、ベッドから降りて閉めないといけません。看護師さんがしっかり閉めてくれると有り難いし、「この看護師さんは閉めてくれる人だ」と思うと安心できます。

夜間のカーテンの開閉音は丸聞こえ

夜間の巡視時は、カーテンの開閉音に気を付けている方が多いと思います。しかしまれに、夜中でもシャッとカーテンを開閉する看護師さんがいます。ぐっすり寝ているときは気づきませんが、うっすら起きているときはかなり気になります。注意することで改善できると思うので、静かな開閉を心掛けてほしいです。

廊下の音は丸聞こえ

廊下の音は病室まで丸聞こえです。看護師さんが廊下を歩くキュッキュッという音はもちろん、それ以外の足音も聞こえます。誰かが遠くから近づいてくるのがわかり、自分の部屋に用事かな? など考えながら聞いています。金属の採血カートやワゴンが動く音、廊下でシーツを作っている際のスタッフ同士の世間話までもまるっと聞こえてきます。

看護師の振る舞いに関して思うこと

目線を合わせてほしい

何よりも目線を合わせて話をしてほしいと思いました。電子カルテに記載しながら症状の聴取をおこなう方がいますが、ずっと画面を見ていられると冷たい印象を受けます。記載しながらでも少し近づいたり目線を合わせたりしてくれると、自分に興味を持って接してくれていることがわかり安心します。

笑顔が一番安心する

これは働いているときに患者さんが言っていましたが、入院してとても実感しました。話すときに笑顔で接してもらうと、安心しますし、自分のことを気にしてくれていることを感じます。

「また来ますね」といっても来ないと気になる

これはわたしも働いているときによく言っていた言葉です。患者さんの部屋から出るときに、本当にまた来るときも使いますが、わたしはどちらかというと「部屋を出たあとも気にしています」に近いような意味で使っていました。しかし、言われた側が感じたことは、「そのあとはなかなか来ない!」というです。自分も使っていた身なのに、また来ると言ってたけど来ないなどと思ってしまいました。

声は小さくても聞こえる

わたしの場合、まだまだ聞こえの問題はないため、病室での問診や声かけは小さくても十分聞こえます。必要以上に大きな声の看護師さんは、どこにいてもその人が話していることがわかり、患者の情報が漏れています。大きな声で復唱などされると、あらら個人情報が漏れちゃうと思ってしまいます。

年上または同世代の患者には敬語を使った方が良い

当たり前のことですが、患者さんが自分より年上か同じくらいであれば、初めは敬語を使った方が良いです。最初からため口で話しかけられると、どのようによい看護をされても、「あの看護師さんはため口の人」という印象が消えません。

入院して気づくことは多かった!

病院という環境には慣れていると思っていましたが、入院して気づくことは多かったです。看護師としていろいろと気遣いはしているつもりでしたが、小さなことがここまで療養生活に影響を及ぼすとは思っていませんでした。入院して気づいたことを武器に、より患者の療養生活に寄り添った看護(というより行動!?)を心掛けていこうと思います。