2025.06.13更新
独立行政法人 労働者健康安全機構 福島労災病院
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福島県いわき市内郷綴町沼尻3番地GoogleMapで見る
独立行政法人 労働者健康安全機構 福島労災病院のイメージ

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施設の特色

福島労災病院では、地域医療支援病院、二次救急告示病院として地域の皆様を支えるために、各診療科の医師と病院各部門の職員がより良い医療の実践に取り組んでいます。

診療内容では、がん、脳腫瘍を含む全身の腫瘍性疾患、心筋梗塞や脳卒中等の心血管疾患、整形外科疾患、各内科・外科の専門疾患、眼科疾患、耳鼻咽喉科疾患などに日々取り組んでいます。なかでも、消化器科、外科、呼吸器外科、血液内科、呼吸器科、放射線治療科などによる「がん診療」は診療の柱です。当院では長年に渡りがんの診断から手術、放射線治療、化学療法などの治療、さらに治療を受けながら仕事も続けるための治療就労両立支援や、病状が進んだ場合の緩和ケアにも積極的に取り組んでいます。また、昨年度「内視鏡診療部」を創設し、外科と消化器科が協力する消化器病センターの機能を充実しました。

救急医療については、二次救急を担当する中核病院として救急を断らない体制整備を進めています。昨年度は2,596件の救急搬送を受け入れました。今年度、いわき市では夜間休日の救急輪番体制を再整備し、当院でも救急受け入れがスムースになって救急応需率も高くなりました。引き続き、平日の日中や輪番日には救急を断らない、輪番日以外の夜間休日についてもできるだけ受けるように努めていきます。

高齢の方に対する医療の充実も必要です。在宅医療・介護の拡充がいわき市でも求められていますが、当院も在宅医療との連携を密にして、在宅からの入院受け入れや、レスパイト入院(介護するご家族の事情で一時的に在宅看護が困難になった場合の入院)をさらに進めてまいります。

当院は、昭和30年3月に内科、外科、整形外科の3診療科と病床数50床をもって、常磐炭坑とその関連産業における労働災害の発生に対処するために設置されました。

その後、昭和37年5月に470床となりましたが、平成10年4月に結核病棟を廃止し、平成21年12月からは緩和ケア病棟27床を開設して現在は399床となっています。その間、平成15年4月に臨床研修病院の指定を受けています。 さらに、平成22年4月に運動器疾患センター、平成25年4月に呼吸器疾患センター、平成28年10月に地域包括ケア病棟を開設し、令和4年3月に福島県がん診療連携推進病院の指定を受けました。

労災医療はもとより、職業性疾病の早期発見、予防あるいはリハビリテーション医療に積極的に取り組むとともに、救急医療の実践や在宅医療の支援など地域住民の切実な医療ニーズに応え、地域医療における専門性の高い中核病院としての役割をも積極的に担うべく努力しています。

施設概要

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施設概要
当院は昭和30年3月22日に、常磐炭坑とその関連産業におけるけい肺などの労働災害の発生に対応するために設置されました。内科、外科、整形外科の50床で診療を開始し、その後に診療科や病床数、病院機能を充実させて現在に至ります。古希は「70年生きる人は古くから稀である」という杜甫の詩に由来するそうですが、今では70歳で元気な方は多く、現役で働いておられる方も少なくありません。福島労災病院も古希をむかえましたが、新病院ができるまで、現病院で地域の皆さまと共に頑張ります。「地域の人々が集える場所として地域を支える病院」であることが当院の目標です。健康のことで心配があれば、かかりつけの先生にご相談されて、当院を受診してください。皆様に受診していただきやすい病院を目指して職員と共にがんばりますので、引き続きよろしくお願いします。
【病床数】
399床
診療科
外科、内科、皮膚科、リハビリテーション科、リハビリ科、眼科、産婦人科、耳鼻咽喉科、循環器科、消化器科、心療内科、神経内科、整形外科、脳神経外科、泌尿器科、麻酔科、放射線科、病理診断科、呼吸器外科、歯科、リウマチ科